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初対面の雑談、最初のひと言に困らないために

新しい職場、はじめての集まり、知り合いの知り合いとの食事。初めて会う人と話す場面は、慣れていても少し緊張するものです。

雑談は、おもしろい話をする場ではありません。「この人と話しても大丈夫そうだ」と、お互いに安心するための時間です。そう考えると、少し肩の力が抜けます。

最初の一言は、目の前のことから

話題を探すとき、いちばん使いやすいのは、いま目の前にあることです。

  • 天気や季節:「今日は急に涼しくなりましたね」
  • 場所:「この会場、初めて来たんですが、分かりやすかったですか?」
  • 今日の集まり:「どうやってこの会を知りましたか?」

目の前のことなら、お互いに同じものを見ているので、答えやすい話題です。自分の話や、相手の私生活に踏みこむのは、少し打ち解けてからで間に合います。

話題を広げる「3つの引き出し」

雑談が止まりそうなときは、次の3つのどれかに話を寄せてみてください。

  1. ここ:いまいる場所の話(お店、街、建物)
  2. いま:最近の話(今週の天気、季節の食べもの、最近見たもの)
  3. これから:予定の話(週末、休暇、帰り道)

過去の失敗や、政治・お金・宗教のような意見が分かれやすい話題は、初対面では避けておくと安心です。

「答え+ひと言+質問」でふくらませる

質問されて「はい、そうです」とだけ答えると、会話はそこで終わります。答えに、ひと言と質問を足してみましょう。

「週末は何をしていましたか?」

「近くの公園を散歩していました。紅葉がきれいでしたよ。そちらは、お出かけされましたか?」

答え(散歩していた)、ひと言(紅葉がきれいだった)、質問(そちらは?)。この3つがそろうと、相手が話しやすい形になります。

自分から話しすぎない、黙りすぎない

緊張すると、沈黙をうめようとして話しすぎたり、逆に、何も言えなくなったりします。話す量は、お互いに半分ずつを目安にしてみてください。

ずっと自分が話していると気づいたら、「ところで」と質問を挟みます。相手ばかりが話しているなら、「それ、私も似た経験があって」と、短く自分の話を足します。

終わらせ方も、大事な一部

雑談は、始め方と同じくらい、終わらせ方が大切です。長く引きとめるより、気持ちよく切りあげたほうが、よい印象が残ります。

  • 「お話しできてよかったです。またぜひ」
  • 「おかげで緊張がほぐれました。ありがとうございます」
  • 「そろそろ失礼しますね。楽しかったです」

最後にひと言そえるだけで、相手の記憶に「感じのいい人」として残ります。

事前に、準備しておくと楽になること

場に行く前に、次の3つだけ用意しておくと安心です。

  • 自己紹介を30秒で話せるようにしておく
  • 最近の出来事を1つ、話せる形にしておく
  • 聞いてみたいことを1つ、決めておく

準備があると、「何を話そう」と考えこまずにすみます。

緊張したときの、小さな対処

人前で話す前に緊張するのは、ごく自然なことです。次のことを試してみてください。

  • ゆっくり息をはく:吸うより、はくほうを長く。3回くり返すだけで、体の力が少し抜ける
  • 最初の一言だけ決めておく:「はじめまして、〇〇です。今日はよろしくお願いします」。最初さえ言えれば、あとは流れで進むことが多い
  • 相手も緊張していると考える:初対面は、お互いさま。笑顔と、聞きとりやすい声で十分

オンラインや電話での初対面

画面ごしの雑談は、間が空きやすいので、普段より少し話しかけを多くします。会話の最初に、「聞こえますか?」「音は大丈夫ですか?」と確認すると、自然に口がほぐれます。顔が見えにくい場面では、声のトーンを少し明るめにするのがコツです。

練習の場所をつくる

雑談は、場数で慣れていきます。人前で試すのが不安なら、話し相手になってくれるアプリで、最初のひと言や、答えのふくらませ方を練習してみるのも1つの方法です。ヒナタなら、いつでも、何度でも、同じ場面を試せます。うまく言えなかったら、次の日にもう一度やってみてください。

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