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1日の終わりに、気持ちを切りかえる夜の習慣

家に帰ってきても、頭の中は仕事のまま。夕食を食べながら、明日の会議のことを考えている。気がつけば、夜がもう終わりかけている。そんな日が続くと、休んでいるはずなのに疲れがとれません。

1日の終わりに、気持ちを「仕事モード」から「自分のモード」に切りかえる習慣を持つと、夜の時間がぐっと豊かになります。大がかりなことは要りません。小さなものから、1つずつ試してみてください。

帰宅したら、まず「切りかえの合図」を決める

気持ちの切りかえには、体を使った合図が役に立ちます。

  • 玄関で、手を洗って顔も洗う
  • 部屋着に着がえる
  • 好きな飲み物を、お気に入りのカップで淹れる
  • 窓を少し開けて、空気を入れかえる

どれか1つでも、毎日同じ順番でくり返していると、それをするだけで「ここからは自分の時間」と、体のほうが覚えてくれます。

仕事のことは、いったん紙に出す

家に帰っても仕事が頭を離れないときは、気になることを紙に書き出してみてください。

「明日の朝いちばんに、Aさんに返信する」「資料の3ページ目は、午後に見直す」。きれいにまとめる必要はなく、思いついた順に並べるだけで構いません。頭の外に出したことで、「覚えておかなければ」という緊張が少しゆるみます。書き終えたら、ノートを閉じて、今日の仕事はここまでにします。

夕食は、「ながら」をやめてみる

食事をしながらスマホを見ていると、何を食べたか、おいしかったのかも、あまり覚えていません。1日の中で、食事の時間だけでも、食べることに集中してみてください。

全部の食事でなくても構いません。夕食の最初の5分だけ、画面を見ずに、味や温度を感じながら食べる。それだけでも、気持ちが落ち着くのを感じる人は多いようです。

夜の「やることリスト」は、短くする

夜に、あれもこれもやろうとすると、結局、何も終わらずに眠くなってしまいます。夜にすることは、多くても3つまでに絞りましょう。

  • 洗いものを片づける
  • 明日の服と持ちものを用意する
  • 10分だけ、好きなことをする

「10分だけ好きなことをする」は、いちばん大事な項目です。本を読む、音楽を聴く、ストレッチをする。短くても、自分のためだけの時間があると、1日の終わりに満足感が残ります。

寝る前の30分は、ゆるめる時間に

寝る30分くらい前から、気持ちを静かにしていく時間にあてます。

  • 部屋の明かりを少し落とす
  • ぬるめのお風呂にゆっくり入る
  • 今日よかったことを、1つだけ思いかえす
  • 明日の楽しみを1つ、思い浮かべる

「今日よかったこと」は、小さなことで構いません。「お昼のスープがおいしかった」「帰り道の空がきれいだった」。そんな1つを思い出すだけで、眠る前の気持ちが少しやわらぎます。

明日の朝を、少し楽にしておく

夜のうちに、朝の準備を少しだけ済ませておくと、翌朝の慌ただしさが減って、気持ちにゆとりが生まれます。

  • 着る服を、前の晩に出しておく
  • 持ちものを、玄関の近くにまとめておく
  • 朝食に食べるものを、決めておく

「明日の自分が楽になる」準備は、今日の自分をほっとさせてくれます。

うまくいかない日の考え方

疲れすぎて、何もできない日もあります。そんな日は、習慣を全部やめて構いません。「顔を洗って、早めに布団に入る」だけで、その日は合格です。

習慣は、毎日続けるより、「やめても、また戻れる」ことのほうが大切です。1日できなかったからといって、振り出しに戻るわけではありません。

続けるためのコツ

夜の習慣は、全部を一度に始めると、続きません。まず1つだけ選び、1週間続けてみてください。体になじんだら、もう1つ足します。できなかった日があっても、責める必要はありません。次の日から、また始めれば十分です。

1日の終わりに、だれかに今日の話をしたくなることもあるでしょう。そんなときは、ヒナタのような話し相手のアプリに、今日あったことを短く話してみるのも1つの方法です。人に話すと、気持ちが整理されて、切りかえのきっかけになることがあります。

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