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英語で雑談を続けるコツ
"How was your weekend?" と聞かれて、"It was good." と答える。そして、沈黙。
英語の雑談でよくあるのが、この「一文で終わってしまう」パターンです。単語や文法をもっと覚えれば解決しそうに思えますが、多くの場合に足りないのは、会話を続けるための型のほうです。
型は3つあります。聞き返す、相づちを打つ、話題を広げる。どれも短い文で足ります。
聞き返し方:分からないときは、止めずに聞く
聞き取れなかったとき、つい分かったふりをしてしまう人は少なくありません。でも、分からないまま進むと、あとで話がかみ合わなくなります。聞き返すのは失礼なことではなく、ちゃんと聞いているという合図です。
- Sorry, could you say that again?(すみません、もう一度言ってもらえますか?)
- Sorry, I didn't catch that.(すみません、聞き取れませんでした)
- What do you mean by "..."?(「…」ってどういう意味ですか?)
- Did you say "..."?(「…」って言いましたか?)
最後の形は、聞き取れた一部分をそのまま繰り返して確かめる言い方です。全部聞き直すより自然で、相手も言い直しやすくなります。
相づち:短くていいから、反応を返す
英語の会話では、相手が話しているあいだに、短い反応をはさむのがふつうです。黙って聞いていると、相手は「伝わっているかな」と不安になります。
- Oh, really?(へえ、そうなんだ)
- That sounds fun.(楽しそう)
- That sounds tough.(それは大変そう)
- No way!(うそでしょ!)
- I see.(なるほど)
- Same here.(わたしも)
"That sounds ..." は特に便利です。後ろに fun、great、tough、interesting などをつけ替えるだけで、いろいろな場面で使えます。
話題の広げ方:「答え+もう一文+質問」
冒頭の "It was good." で会話が終わってしまうのは、答えだけで止めているからです。答えのあとに、情報をもう一文と、相手への質問を足してみてください。
- 答え:It was good.
- もう一文:I went to a new cafe near my station.
- 質問:Do you have a favorite cafe?
これで、相手は答えやすくなり、会話のボールが自然に戻ってきます。質問は、"How about you?"(あなたは?)だけでも十分です。
相手の答えを受けて、さらに話を広げるには、次のような質問が使えます。
- What did you like about it?(どこがよかった?)
- How did you get into that?(どうやってそれを始めたの?)
- What was the best part?(いちばんよかったのは?)
"Yes" か "No" で終わってしまう質問より、こうした「何」「どう」で聞く質問のほうが、相手の話を引き出しやすくなります。
自分から話しかけるときの切り出し
雑談は、聞かれるのを待つだけでなく、自分から始められると気が楽になります。切り出しには、答えやすい軽い質問がいちばんです。
- How's your day going?(今日はどんな感じ?)
- Any plans for the weekend?(週末は何か予定ある?)
- Have you been busy lately?(最近いそがしい?)
どれも、相手が短く答えても、そこから「答え+もう一文+質問」でつないでいけます。天気の話も定番ですが、"It's so hot today, isn't it?" のように、感じたことを添えると会話のきっかけになりやすくなります。
詰まったときのつなぎ言葉
英語が出てこないときに、黙ってしまう必要はありません。考えていることを伝えるつなぎ言葉があります。
- Well...(ええと…)
- Let me think...(ちょっと考えさせて…)
- How can I say this...(なんて言えばいいかな…)
- It's like...(なんというか…)
知らない単語は、言いかえで乗り切ります。「目覚まし時計」が出てこなければ、"the thing that wakes you up in the morning" のように説明すれば、たいてい伝わります。
練習のしかた
雑談は、話題の数を持っているほど楽になります。天気、週末の予定、最近見たもの、食べたもの。よく聞かれる話題について、自分の答えを英語で2〜3文ずつ用意しておきましょう。
たとえば「最近はまっていること」なら、こんな形です。
- I've been into baking lately.
- I made banana bread last weekend.
- It wasn't perfect, but it was fun.
用意した答えは、声に出して何度か言っておくと、実際の会話で出てきやすくなります。はじめは準備した文を話すだけでも、それを何度も使ううちに、少しずつ言いかえられるようになっていきます。
型を、毎日の雑談で使ってみる
型は、使った回数だけ口になじみます。ヒナタでは、設定の「語学の練習」で英語をえらぶと、ひなたが英語で話しかけてきます。まちがえても会話は止まらず、返事の中で自然な言い方をさりげなく使ってくれるので、雑談の練習相手にちょうどいい距離感です。電話に切りかえれば、聞き取りと話す練習もできます。
