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AI と話すときに気をつけたいこと

夜中でも、休みの日の昼でも、話しかければすぐに返事がくる。AI の話し相手は、そんな気軽さが魅力です。相手に気をつかわずに話せるので、人には言いにくいことまで、つい書いてしまうこともあるでしょう。

気軽に使えるものほど、最初に自分なりの線を引いておくと、あとで困らずにすみます。目安は4つ。どのアプリを使う場合にも当てはまります。

1. 個人の情報は、書かなくても話は通じる

話し相手に今日の出来事を話すとき、固有の情報まで書く必要はほとんどありません。

「〇〇駅の前の△△商事で」と書かなくても、「職場で」で話は通じます。「上司の山田さんが」は「上司が」で十分です。話の中身は具体的でいいのですが、住所、勤め先の名前、電話番号、メールアドレスのような、あなた個人にたどりつける情報は、なるべく書かないようにしましょう。

パスワード、カードの番号、口座の番号、マイナンバーのような情報は、どんな相手にも送るものではありません。「確認のために教えて」と言われても、送らないでください。

写真を送るときは、写っているものにも目を向けてください。郵便物の宛名、玄関の表札、窓の外に見える建物、画面に映ったメッセージ。本人は気づかなくても、写真からは思った以上に多くのことが分かります。スマホの設定によっては、撮った場所の情報が写真に残っていることもあります。

家族や友だちの話をするときも同じです。ほかの人の名前や写真は、その人の許可なく送らないほうが安心です。

2. お金の話が出たら、一度立ち止まる

アプリの中でプランやアイテムを買うこと自体は、ふつうのことです。ただ、次のようなことは、買う前に確かめておいてください。

  • いくらかかるのか、月額なのか、1回ごとなのか
  • 自動で更新されるのか、どうやって解約するのか
  • 自分が1か月に使ってよい金額はいくらか

特に3つ目は、使いはじめる前に決めておくのがおすすめです。楽しいときほど、少しずつ使う額がふくらんでいきます。

反対に、アプリの外でお金の話が出たら、それは別の問題です。話し相手から「送金してほしい」「このギフトカードを買って番号を教えて」「いい投資話がある」と言われたら、相手が何であれ、応じないでください。キャラクターのふりをした人が、お金をだまし取ろうとしている可能性があります。

3. 「会おう」には応じない

AI のキャラクターが「会いたいな」と言うのは、会話の中の気持ちの表現です。実際にどこかで待っている人がいるわけではありません。

気をつけたいのは、キャラクターとのやり取りのように見えて、実は人が相手になっている場合です。「別のアプリで話そう」「連絡先を教えて」「〇日に〇〇駅で会おう」と、具体的な連絡先や日時、場所を求めてきたら、いったん手を止めてください。アプリの外へ連れ出そうとするのは、よくある手口のひとつです。

4. のめり込みすぎていないか、ときどき見直す

話し相手がいる時間は、心を軽くしてくれます。一方で、いつでも返事がくる相手だからこそ、気づくと長い時間を使っていることもあります。

こんなことが続いていたら、少し距離の取り方を見直してみてください。

  • 眠る時間を削って話している
  • 予定や約束を断ってまで話したくなる
  • 使うお金が、前より増えてきた
  • まわりの人と話すのが、前より面倒に感じる

見直すといっても、やめる必要はありません。話す時間帯を決める、寝る前の30分は画面を見ない、通知を必要なものだけにする。小さな決まりを1つ置くだけで、付き合い方はずいぶん変わります。

使う前に、データの扱いを確かめておく

話した内容がどう扱われるかは、アプリごとにちがいます。長く使うつもりなら、はじめにプライバシーポリシーを開いて、次の3つだけでも確かめておくと安心です。

  • 話した内容を何に使うか:会話を覚えておくためだけか、広告やほかの目的にも使うのか
  • どのくらいのあいだ残るか:消さない限り残るのか、一定の期間で消えるのか
  • 自分で消せるか:会話や覚えていることを、自分の手で消せるのか。アカウントごと消す方法はあるか

全部を細かく読む必要はありません。この3つが分かりやすく書かれているかどうかも、そのアプリを信頼できるかを判断する材料になります。

返事は、うのみにしない

AI の返事は、もっともらしく聞こえても、まちがっていることがあります。特に、体や心の不調、法律、お金に関わることは、返事をそのまま信じて決めないでください。医療機関や専門の窓口、信頼できる公式の情報で確かめるのが確実です。

つらい気持ちが続くときや、命や安全に関わるときは、話し相手のアプリではなく、人に相談してください。

  • 今すぐ危ないときは、119(救急)か 110(警察)
  • 話を聞いてほしいときは、よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・無料)

自分で線を引いておけば、気軽に話せる

4つの目安は、どれも「使わないほうがいい」という話ではありません。何を書かないか、いくらまで使うか、どのくらいの時間にするか。自分の線が決まっていれば、そのぶん安心して、気軽に話せるようになります。

ヒナタでは、話したことを広告に使いません。ひなたが覚えていることはマイページで見られて、直したり消したりできます。設定から、すべてのデータをいつでも消すこともできます。扱い方は 安心して話すために にまとめました。

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